3/5 父の命日(7回忌)

lilymasako♬

2017年03月14日 06:00



masako 3歳、父と写真館で。


私の中で、3.11 の震災は、
父との思い出と共にあります。

震災から、少し前の3/5 でした。
かねてより病気療養中だった父が、
お世話になっていました病院で、
息を引き取りました。

野球が大好きで、Gファン。
長嶋さんの大ファンでした。

うちの旦那さんのはからいで、
私は父と2回ほど、
東京ドームの野球観戦のバスツアーに、
一緒に参加した思い出があります。

あれから6年になるんですね。

3/12 実家にて、
ごくごく近親者のみで、7回忌の法要を、
執り行いました。
わが家からも、私が代表して、
参加させて頂きました。

ブログでも、何度か記事にして来ましたが、
父が、私に残してくれた言葉があります。

「 いつも、にこにこしていなさい。
 女は器量じゃなくて愛嬌だぞ。 」


長女で跡取り娘だった私が、
両親の反対を押し切って、お嫁に来ました。
その時の、父の落胆した姿は、
いまでも覚えていますが、
事もあろうに、父は、結婚式の前の日、

「辛かったり、嫌になったら、
 いつでも帰って来なさい。
 家には、高い敷居はないからな。」

そんな事を言ってた父でした。

結婚後、たびたび、こっそり実家に、
帰って来たこともありましたが、
いつだって、

「うちの旦那さんに飲んで貰いなさい。
 これ持って、早く帰れよ! 」
 
そう言って、ウイスキーを持たせてくれました。

昨年、昔の家で(もう取り壊した家)で、
父に逢った夢を見ました。
すごくいい笑顔で、
私は、嬉しくて飛びついてハグしました。

そして、
「お父さん、私あっちへ行かないと、
  ごめんね。」 


そう言って、
父から離れてくるりと背を向けました。

そこで、目覚めたのですが、
なんだか、気持ちがあったかくて、
勇気を貰った感じがしました。
何より、父がニコニコ笑顔だったこと。
それが、とっても嬉しく感じました。

とっても、とっても優しい父でした。






右に座っているのは、実母と、曾祖母(母の実姉)
曽祖母は、3日後に入院して手術をします。
現在94歳なのですが、人生初の入院であります。
この日は、父の7回忌法要ではありましたが、
曾祖母の入院手術の壮行会でもありました。

きっと、亡き父も、亡き曾祖父(父の兄)も、
見守ってくれると思います。

お婆ちゃん、心配ないからね。
病院で養生してきてね。


実家を継いでくれた私の妹にも、
ありがとう!
感謝いっぱいです。


 


関連記事