大婆ちゃん93歳になりました。
本日2月10日は、
我が家の大婆ちゃんの誕生日。
満93歳となりました。
わが家のカレンダーには、
家族の誕生日が書かれています。
会社の行事や、村の行事など。
ひと目見たらわかるように、
みんなで書き込みます。
それを毎日しっかりチェックしてる大婆ちゃん。
先週です。
「今度の私の誕生日に、
これでケーキを買ってくんない。」
(優しい言い方で、ケーキを買って皆で食べて!)と、
そう言って、5千円札を私に差し出したのです。
う~ん。
普通に考えれば、どうって事ない事。
(むしろ、お金を下さるなんて有難いわね。)
そう思われるんじゃないでしょうか。
私には、35年の(嫁VS姑)の過去があるんです。
古傷に障ってしまいました。
だってぇ。
それって、
「これで、お祝いしておくれ。」
とも感じちゃうじゃん。
婆ちゃん!
わたしなら、私ならよ。
お祝いして貰って、あとで何かのついでに、
「買い物の足しにして使ってね。」そういって、
お金をさりげなく渡すよ。
後でだよ・・・・・。
もちろん。
平日だから、娘達ファミリーも呼んでの
会食会も、
計画してないよ。
ただ、
大婆ちゃんの、誕生日にかこつけて、
ケーキを買って来て、
大婆ちゃんの好きなお寿司でも、
くるくるから買って来ようかな?とは
考えてはいたわよ。
大婆ちゃんも、少し前から、
自身の誕生日の事、
ずっと考えていたんだって。
いつだって、
先回りして、先回りして!
もぉ~!
しっかりしすぎ。
それより、なにより。
私が、
大婆ちゃんの行動に、心動かしちゃって、
素直にありがとう!だけにしとけばいいのに、
「婆ちゃん、いいよ、いいよ、いらないよぉ。」 と、
「そんなふうに渡されたら、どうするのよ。」
なんて、言ってしまったんだ。
こんな反応したって事が、
自分でも情けないし、
昔から、嫁として、ちっとも変わってないじゃん。
と、なんか自分自身にがっかりしちゃった。
さぁ~素直になって、
大婆ちゃんの誕生日のお祝いをしてあげよう。
好きなものも知ってるし、
食べれる量だって把握してる。
洋服・下着だって、着きれないほど、
たくさんお持ちでいなさるからね。
今日は、ちらし寿司 にしようかな。
ケーキは、アイスクリームのね。
了解しました。
※日記なので、その時の心情を、
そのまんま、綴っております。
ありのままに。(^^;)
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