涅槃会の会 3/15

lilymasako♬

2017年03月16日 10:30

村の公会堂で、涅槃会(ねはんえ)の法要が、
女性部の運営で、執り行いました。

地域のお寺さんのご住職様も、
若い方に引き継がれて、
初めてお見えになられました。





1年に1度、
この涅槃会で、公開される涅槃会の絵です。
御釈迦様のお亡くなりになられた時の様子が、
描かれています。

今年の説法で、涅槃会の絵についての、
お話がありましたが、



御釈迦様の母上様が、天より投じた、
赤い薬袋が、木に引っ掛かってしまわれ、
木の枝に、ぶら下がっています。
その形を、
(やしょうま)に見立てて作られたという説も。

やしょさんが、
御釈迦様に、差し出された食べ物が、
美味しかったので、
「やしょ、旨かったぞ!」と言ったので、
やしょうまと呼ばれるようになった。という、
この説は、どうやら、俗説なんだとか。

御釈迦様の寝姿 には、
● 衣服を畳んで枕にしたもの。
● 枕をしてるもの。
● 腕枕のもの。
● 腕を真っ直ぐに伸ばしたもの。

これらの絵の違いから、
描かれた時代がわかるそうです。

いずれにせよ、
模写されて受け継がれて来たものであり。
この涅槃図を読み解くと、
まだまだいろんな解釈が出来るようです。



こちらは、村の御堂です。

そして、
お数珠まわしの様子です。



大きなお数珠を、参加者全員で輪を作り、
南無阿弥陀仏を唱えながら、
右にずらして行きます。
白い大きな房が付いた、大玉が回って来ると、
両手で翳して、お参りします。
もう一つの小さ目な玉も。

ご住職様の鐘の音と、
南無阿弥陀仏の声だけが響き渡る、
厳粛な空間がそこにありました。



うさぎの絵が、可愛い~♪

他の役員さんのやしょうま。
撮影させて頂きました。



いろいろな色の組み合わせと、
模様が出来上がって、
どれもいい感じでした。





お供えした、やしょうまは、
女性部の皆さんで分けて頂きました。
(ごく) でございます。

お茶会の様子は、画像にありませんが、
和やかに、年に一度の涅槃会の法要が、
厳かな雰囲気の中、執り行われました。
このような習わしは、次の世代にも、
受け継がれて行けますように、
願っています。


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