涅槃会の会 3/15
村の公会堂で、涅槃会(ねはんえ)の法要が、
女性部の運営で、執り行いました。
地域のお寺さんのご住職様も、
若い方に引き継がれて、
初めてお見えになられました。
1年に1度、
この涅槃会で、公開される涅槃会の絵です。
御釈迦様のお亡くなりになられた時の様子が、
描かれています。
今年の説法で、涅槃会の絵についての、
お話がありましたが、
御釈迦様の母上様が、天より投じた、
赤い薬袋が、木に引っ掛かってしまわれ、
木の枝に、ぶら下がっています。
その形を、
(やしょうま)に見立てて作られたという説も。
やしょさんが、
御釈迦様に、差し出された食べ物が、
美味しかったので、
「やしょ、旨かったぞ!」と言ったので、
やしょうまと呼ばれるようになった。という、
この説は、どうやら、俗説なんだとか。
御釈迦様の寝姿 には、
● 衣服を畳んで枕にしたもの。
● 枕をしてるもの。
● 腕枕のもの。
● 腕を真っ直ぐに伸ばしたもの。
これらの絵の違いから、
描かれた時代がわかるそうです。
いずれにせよ、
模写されて受け継がれて来たものであり。
この涅槃図を読み解くと、
まだまだいろんな解釈が出来るようです。
こちらは、村の御堂です。
そして、
お数珠まわしの様子です。
大きなお数珠を、参加者全員で輪を作り、
南無阿弥陀仏を唱えながら、
右にずらして行きます。
白い大きな房が付いた、大玉が回って来ると、
両手で翳して、お参りします。
もう一つの小さ目な玉も。
ご住職様の鐘の音と、
南無阿弥陀仏の声だけが響き渡る、
厳粛な空間がそこにありました。
うさぎの絵が、可愛い~♪
他の役員さんのやしょうま。
撮影させて頂きました。
いろいろな色の組み合わせと、
模様が出来上がって、
どれもいい感じでした。
お供えした、やしょうまは、
女性部の皆さんで分けて頂きました。
(ごく) でございます。
お茶会の様子は、画像にありませんが、
和やかに、年に一度の涅槃会の法要が、
厳かな雰囲気の中、執り行われました。
このような習わしは、次の世代にも、
受け継がれて行けますように、
願っています。
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