プレバト(水彩画)優秀者の一斉試験SP
先日たまたまTVのスイッチをON!にしましたら、
やっておりました。 私の大好きな番組。
俳句の終盤からでしたが、
水彩画のコーナーから観る事が出来ました。
そのタイトルは、
『水彩画優秀者の一斉試験SP』
今回の出場者は、凄くお上手な方ばかり、
素晴らしい水彩画を観ることができました。
まずは、
コウノドリ女優・白石糸さんの
特待生昇格をかけた査定。
先生から出されたお題は、
『東寺五重塔』
本来なら難しい構図で、失敗しやすいそうです。
中央にある丸い植栽の確かな存在感で、
全体のバランスが取れていると絶賛されました。
野村重存先生の査定結果は特待生昇格。
次は、土屋アンナさん(前回才能あり2位)
先生から出されたお題は、
『川越の蔵造りの街並み』
(小江戸を見守る時の鐘)と題して描かれました。
縦の構図がセンス抜群だそうです。
手前の屋根を構図に入れたことで
絵に奥行きが生まれているの評価でした。
絵の奥の方中央に、レトロなバスを描かれて、
土屋アンナさん、らしいなぁ~!と、
思って拝見していました。
野村重存先生の査定は特待生昇格。
次は、
大和田伸也さん(前回才能あり1位)
先生から出されたお題は、
『東京駅』
(東京駅丸の内西口)を描かれました。
私の目にも感じましたが、(ゆがみ)ですね。
壁面の窓のゆがんでいる事が残念との事。
窓の水平線がズレることで
壁の立体感がなくなり全体の遠近法のゆがみにも
つながってしまったようでした。
野村重存先生の査定は不合格。という査定でした。
こちらは、先生のお手本です。
見事ですね。
そして、次は、
鈴木砂羽さん(特待生5級)
生き生きと育つ河津桜を描いた。
色の鮮明さで、遠近感を表現されました。
ハイレベルな遠近感が評価されました。
鮮やかなピンクの桜を前に
暗い木立を後ろに描き色で遠近感を表現。
実際の桜の色より明るく彩色して、
立体感も生まれ生き生きとした絵に。
野村重存先生の査定は1ランク昇格で
特待生4級に昇格。
次は、
しずちゃん(特待生1級)を査定。
先生のお題は、
『森の中にある切り株』
(濡れた切り株)
そのままの風景を、上手く表現されていますね。
見事だと思いましたが・・・・
力強くてよい絵でも、
名人となるには、まだまだという評価でしたね。
落ち葉の集まりも方向が
切り株に向かっているのが気になるところで、
丁寧に描こうとするあまり
コケや葉の輪郭までも描いたため
人工物のようになってしまった。
そこで、先生のお手本です。
落ち葉の自然な描き方
一定方向ではなく筆をランダムに動かし
その上から濃い色を塗り重ね影を表現。
そうする事で、降り積もった落ち葉の
折り重なる様子を正確に描くことができると!
風が吹けば、今にも枯れ葉がカサカサと、
音をたてて、舞い上がるんじゃないかと、
一瞬を切り取った静寂!!
葉っぱの中から、虫たちも顔を出しそうな、
感じがしてきました。
そして、
しずちゃんの作品は、
枯れ葉の描き方が残念ということで、
野村重存先生の査定は不合格の現状維持。
観ていて、
すごくいい勉強になりました。
水彩画いいですねぇ~♪
また描いてみようかな!
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